タリーン・フェアマンは、米国司法省及び国防省に20年間勤務の後、2004年に退官。
司法省においてはFBI(米国連邦捜査局)の特別捜査官として、国際テロリズム、国内外の外敵謀報活動のスペシャリストとして活動。
FBI在任中は、国家安全保障上の脅威国リストに含まれる国に対しての、生物化学兵器製造物質の調達及び拡散防止に関する多くの事例を扱うのと同時に、テロリスト、誘拐犯、テロ支援者の背景捜査や逮捕、尋問等を行った。
特に、諸外国で発生した、テロリスト・グループが引き起こした事件の捜査、及び、テロリストの捕獲作戦チームに、米国FBIとして参加した数少ない特別捜査官のひとり。
FBI在任中に捜査を行った代表的な事件
・1999年 エジプト航空990便墜落事件
・2001年 9.11米国同時多発テロ事件
・2002年 パキスタンでのウォールストリートジャーナル記者ダニエル・パール 誘拐殺人事件
・2002年 パキスタンに於ける、アルカイダ、オサマ・ビン・ラディンの副官アブ・ ズベイダの捕獲作戦
また、国防省に於いては、米国陸軍の爆発兵器のスペシャリストとして活動し、パキスタンのイスラマバード国際長老派教会爆弾テロ事件の捜査、カラチの英国領事館での、テロによる輸送車爆破未遂事件における捜査協力を行った。
国際テロリズムの専門知識と数多くの経験において、米国とその友好国政府の対テロ担当官に対して、テロリズム、武力防衛、イスラム過激派グループ、並びに、自爆テロに関するトレーニング・プログラムの提供と講演を行っています。民間に対しては、危機管理マニュアルの作成・評価や訴訟支援業務等のサービスも提供しております。 |